脱保湿者が使える基礎化粧品は「ワセリン」だけ!? 乾燥肌さんに伝えたいワセリンの使い方

脱保湿におすすめのスキンケアグッズ「ワセリン」
やさしい暮らし

保湿に頼らないスキンケア「脱保湿」を実践して、約2年が経過しました。しかし、肌の調子には波があるため、脱保湿達成後にも肌トラブルはあります。そんなときに便利なのが「ワセリン」です。今回は、脱保湿者のお助けアイテム「ワセリン」の使い方を紹介します。




【注意】トラブルがないときはワセリンを使わない

スキンケア-鏡を見る女性

ワセリンを常時使うようでは「脱保湿」とは言えません。皮膚へのダメージが少ないワセリンではありますが、使い過ぎにはご注意ください。ちょっと乾燥を感じる程度、見た目がパサついている程度なら使わなくて大丈夫です。

肌に痛みや痒みがでたときだけ限定で使うほうが◎。ただし、容姿が気になってストレスを感じるときもあると思います。ストレスは体にも心にも良くありません。外出時などはワセリンの力を借りてOKです。粉がふくほど肌が乾燥しているときなど、ワセリンを使ってめくれた皮膚を落ち着かせましょう。

【基本の使い方①】ワセリンはできるだけ少量を使う

スキンケア(ハンドケア)

ワセリンの使用は肌の乾燥が気になる箇所だけにとどめ、ごく少量のワセリンを肌に乗せます。ワセリンをつけすぎると、肌はかえって乾燥するといいます。古い角質が剥がれ落ちず、新しい細胞が生まれづらくなるからです。

肌がベタつくほどワセリンをつけるのはNG。少量のワセリンを手に伸ばし、体温で柔らかくしてから使います。米1粒程度でも少しは伸びるので試してみてくださいね。慣れてくると量は感覚的に分かってきます。

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【基本の使い方②】ワセリンは肌に乗せるようにつける

スキンケアする女性

ワセリンを塗るとき、擦ったり伸ばしたりすると肌にダメージを与えてしまうので気をつけてくださいね。乾燥や粉ふきが気になるところにだけ、手のひらにそっと押し当てるようなイメージで使います。


【使うときのコツ】ワセリンを清潔に使う

ワセリンは酸化するのに時間がかかるため、スキンケアに使いやすい。とはいえ、肌に直接触れるのだから衛生面で注意が必要です。清潔なワセリンでスキンケアしましょう!

 脱保湿におすすめのスキンケアグッズ「ワセリン

大きな容器に入っているワセリンを使うときは、直接指ですくうのではなく、綿棒やスプーンなどで必要な量を取り出すほうが安心です。指を容器に入れるとワセリンに雑菌が入ります。綿棒やスプーンを使うのが面倒な場合は、チューブタイプやプッシュタイプのワセリンが使いやすいですよ。

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【対処法】ワセリンを塗りすぎてしまったら…

箱ティッシュペーパー

ワセリンは薄づけが基本ですが、たっぷり塗ってしまっても大丈夫。ディッシュペーパーを肌の上に広げて手で押さえ、ワセリンを吸わせれば余分なワセリンを取り除くことができます。肌がベトベトしている、テカリを感じるときは塗りすぎなので、ティッシュペーパーでOFFしてくださいね。

【対処法】どうしても“たっぷり”ワセリンを塗りたいときは…

脱保湿におすすめのスキンケアグッズ「ワセリン」

肌の状態によっては、薄づけでは不安な人もいらっしゃると思います。それでも最初は薄づけから始めることをおすすめします。それでも足りなければ、1~2時間後くらいにワセリンを少量重ねるようにつけます。

たっぷりつけないとツラい場合は、一時的にたっぷりつけて、だんだん量を減らせたらいいなと思います。わたしの場合、唇はよく荒れますし、唇にはツヤが欲しいので、唇には多めにワセリンを使っています。

【活用法】ワセリンをクレンジング剤に代用する

石けん、湯でオフできるクレンジング要らずのコスメ

落ちにくい口紅などもワセリンで落とせます。クレンジング剤には界面活性剤が含まれるので、自宅にクレンジング剤はありません。できるだけ自然素材で作られたコスメを使用し、石鹸や湯でメイクOFF。

それでも落としきれない目元のメイクは、ワセリンを厚めに乗せてティッシュペーパーでやさしく拭き取っています。ベタつきが残る場合は、ティッシュペーパーをやさしく押し当て、余分なワセリンを取り除きます。

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乾燥が落ち着いたらワセリンはお休みしよう!

脱保湿におすすめのスキンケアグッズ「ワセリン

ワセリンは弱っている肌をコーティングできるので、外部の刺激から肌を守ることを期待できます。しかし、ワセリンはあくまで「お助けグッズ」という位置づけであることを心に留めておきましょう。

わたしはリップメイクがわりに唇には毎日塗っていますが、できるだけ使用しないことが脱保湿だと感じています。乾燥は、冬が終われば改善したり、様子を見ているうちに落ち着いたりしてきます。肌が改善したらワセリンの使用はお休み。できるだけ肌本来の力で過ごすことを目指してくださいね。

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南條 ゆみ

大阪出身、東京在住。事務職を経てフリーランスライターの活動開始。食や健康の記事を担当するなかで、体にやさしい暮らしについて模索を始める。自身の体調不良と向き...

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