アトピー性皮膚炎が【塩水】で改善した事例 ～文献調査による～
（このページは、2024年9月25日に更新しました）
いつも「海わたし」をご覧いただき、誠にありがとうございます。私自身はアトピー性皮膚炎ではございませんが、アトピーの方からメッセージを頂く機会が増えたので、あくまで文献調査ベースではありますが、わたしの元に集まったアトピー性皮膚炎の事例を紹介することにしました。ただし、症状や体質には個人差があるため、効果を保証するものではないことをご了承ください。
アトピー性皮膚炎が【塩水】で改善した事例は随時追加しますので、よろしくお願いいたします。
※廃版になった書籍があり、公開できない資料がございますことをご了承ください。
7歳男性・アトピー歴5年以上から改善
1歳2カ月でアトピー性皮膚炎と診断された男の子。全身の肌がカサカサになり、血がでるほど掻きむしるようになった。とくに、入浴時や就寝時など体温が高くなると痒みが強くなった。
全身血だらけにになる日もあった。体質改善の内服薬とステロイド（副腎皮質ホルモン）剤を約5年間使用するが、根治する気配はなかった。
塩水療法を始めると、カサカサしていた皮膚がしっとり。痒みが落ち着いた。塩水療法を始めてから薬の使用回数や使用量が少なくなった。
3歳男性・体中の大きな湿疹が綺麗になった
1歳を過ぎた頃、お腹を中心に背中まで直径2cmの斑点ができた。どんどん範囲が広がり頭部まで痒くなって掻きむしった。
血液検査の結果は、アトピー性皮膚炎。食物アレルギーも判明し、薬を服用しながら食事療法などに取り組んできた。
夏場に海で何度も磯遊びや海水浴をして、寒い日や雨の日に塩水療法を行った結果、湿疹の赤みが改善した。
8歳男性・塩水療法1カ月で目の周りの酷いアトピーが改善
1歳の頃から診断されていたアトピー性皮膚炎。6歳頃に水泳教室から帰宅すると目の周りが赤くなり、目が開けられない状態に。
ところが、塩水療法開始後1カ月程度で、肌が綺麗になってきた。
花粉の季節などは悪化することがあり薬も続けているが、塩水療法を始めてから大幅に改善した。
18歳女性・突然アトピーになるも、塩水療法で炎症が消えた
18歳でアトピー性皮膚炎の診断を受けた。皮膚がボロボロに剥がれてジュクジュクに。
リバウンドが怖かったので薬をつけたくなかった。しかし、いろんな健康法を試しても高価で長く続けられない。
そんななかで取り組んだのが塩水療法だった。塩水療法開始半年後には症状がほとんどなくなった。
薬の量も減り、今では痒いときだけの使用に留めています。
58歳女性・アトピー歴40年が2週間で改善された
高校生の頃からアトピー性皮膚炎で悩まされていた。内科、皮膚科、大学病院といくつかの病院に通ったが根治できず。
塩水療法を始めてから約2週間で赤みや痒みが軽くなった。
4カ月が経過したころにはすっかり落ち着き、非ステロイド軟膏でも対応できている。
31歳女性・妊娠性湿疹→アトピー性皮膚炎。数日で痒みが軽くなった
第2子妊娠中に妊娠性湿疹と診断。出産すれば治ると思いきや、出産後も良くなったり悪くなったりを繰り返した。
その後、病院を受診したときにアトピー性皮膚炎と診断された。
家事、仕事、育児の両立が難しく精神的ストレスが大きかった影響か、あまり改善しない。
しかし、塩水療法を始めて数日で痒みが軽くなるのを実感。
風呂に塩を入れて塩湯に入浴するようになったら、全身の症状が落ち着いた。
34歳女性・塩水療法で肌がスベスベになった
成人型アトピー皮膚炎と診断された。アイスノンを敷いて寝ないと眠れないほど背中がほてった。
皮膚科に通っても根治が期待できず、別の病院で塩水療法のことを知る。
いざ塩水療法を行うと肌がスベスベになった。
薬の量は減っていませんが、痒みが軽減されて生活の質が上がった。
10歳女性・フケだらけの頭が塩マッサージで綺麗になった
生後4か月で肌がザラザラ状態になりアトピー性皮膚炎と診断された。
8歳頃、頭がフケだらけになったため、塩で頭をマッサージすることにした。
塩で数日マッサージしただけで、フケが出なくなり人の目が気にならなくなった。
10歳になり薬を手放すことができた。
塩水療法は無理のない範囲で行いましょう！
塩水療法の知名度はそれほど高くありませんが、効果を体感している人も多い。アトピー性皮膚炎改善を目的に海水浴の旅行プランが販売されていたこともあるそうです。それだけ、海水や塩水にはパワーがあるのでしょう。塩水療法は、高価な材料なしで気軽に始められます。その手軽さも歓迎される理由のようです。
ただし、何事も相性がありますし、バランスが大切です。塩水療法を試した結果、肌がしみて苦しいのであれば中断し、低濃度の塩水から試すようにしてください。また、かかりつけ医がいらっしゃるなら、必要な場合は医師に相談してくださいね。
参考文献
