電子レンジ調理が不安なら「磁性鍋」がおすすめ! 電磁波や酸化を簡単に予防できる調理器具ブランドをご紹介
健康的な料理を作りたい、でも忙しいから時短したい。電子レンジは電磁波が心配だから避けている。そんな人にオススメしたい調理器具が「磁性鍋(じせいなべ)」です。磁性鍋を使って調理すれば、仕事に育児に忙しいときでも電子レンジでチン。簡単に健康的な料理が完成するので、料理が苦手な人にも使ってほしい調理器具です。
「健康的な料理=時間がかかる」という概念を払拭!
電子レンジ調理といえば、電磁波が心配という声はよく聞きます。私自身、電子レンジ調理よりも蒸籠を使って加熱する場面のほうが多いです。電子レンジは、マイクロ波を食品に照射して熱に変換する調理器具です。私は栄養損失や食品の酸化が心配だったので、できるだけ体にやさしい調理法を取り入れてきました。
しかし、忙しいときや体調が悪いときは電子レンジに頼りたくなるのも本音です。子どもが成長して食べる量が増えてくると、毎日の食事を準備するのも大変。お弁当のおかずを少し温めるために、蒸籠を準備することに負担を感じる日も増えてきました。調理に時間をかけないと健康的な料理は作れないのか……?
電子レンジのマイクロ波が心配なら「磁性鍋」を使おう
以前から磁性鍋のことは知っていました。磁性鍋を使えば旨味や栄養価がUPすると話題になっていたのです。酸化、糖化、脂肪過多を予防できるなら、健康的な料理が期待できるかも! 思い切って「磁性鍋(L)」を購入。電子レンジで調理すると発がん物質が生成されるなど安全面に不安がありましたが、磁性鍋ならマイクロ波の影響を防ぐことができるそうです。
磁性鍋は電子レンジ調理によるマイクロ派から食品を守り、食品の酸化を防ぐことができる素材で作られているそうです。しかも、磁性鍋の使い方は簡単。磁性鍋の中に食品を入れて電子レンジで加熱するだけ。簡単&時短は忙しい現代人からニーズが高い調理器具。私の周りでも使い始める人が増えてきました。
ジャガイモを使用した磁性鍋調理実験
「磁性鍋を使わずに電子レンジで加熱する一般的な調理方法」「磁性鍋を使って電子レンジで加熱する調理方法」の2パターンを用意して、味や食感などの変化を比較します。
上の写真をご覧ください。
左:通常の電子レンジ調理
右:磁性鍋を使った電子レンジ調理
左の通常の電子レンジ調理のジャガイモは、ぐにゃっとした見た目。磁性鍋を使ったジャガイモのほうが、形を保ちつつもホクホクしている様子。試食したところ、磁性鍋で加熱したジャガイモのほうが美味しかったです。素材の味はもちろん、程よい水分を感じられました。
揚げ豆腐を使用した磁性鍋調理実験
揚げ豆腐をジャガイモと同様、磁性鍋を使わない方法と磁性鍋を使う方法で比較しました。味付けはせず、素材の味を確かめます。実験方法は子どもができるぐらい簡単です。磁性鍋に豆腐を並べて、蓋をして電子レンジで加熱。
上の写真
左:通常の電子レンジ調理
右:磁性鍋を使った電子レンジ調理
左の通常の電子レンジ調理のほうは、断面から潰れているのが分かります。右の磁性鍋を使用した揚げ豆腐のほうが、肉厚でボリュームがありました。味も香りも磁性鍋を使用した揚げ豆腐のほうが、クセがなく美味しく食べることができました。
こんなふうに比較すると、磁性鍋の効果を実感することができます。美味しくないと楽しく使えません。揚げ豆腐はとくに変化を感じられて面白かったです。
3ステップの簡単調理が魅力の磁性鍋
磁性鍋を使ったレシピはいろいろありますが、基本の調理方法は簡単です。
①磁性鍋に食品を入れる
②蓋をする
③電子レンジ調理する
この3ステップだけなので、忙しいときや体調不良のときでも使いやすい。料理が苦手な人や子どもに料理をお願いするときにも役に立ちそうです。アレンジ次第でいろんな料理ができるので、基本の調理方法に慣れたら、レパートリーを増やしてくださいね。わが家も磁性鍋でパンを作るのにハマっています。
磁性鍋があれば簡単に美味しい料理が完成
一般的なイチゴのコンポートは鍋でコトコト煮つめて作るイメージですが、磁性鍋を使えば電子レンジで簡単に調理できます。イチゴを磁性鍋に入れて、蜂蜜&レモン汁を加える。水を入れずに、蓋をして電子レンジで調理すれば完成! 娘は最後の汁まで飲み干す勢いで美味しく食べていました。
米粉パンは時間が経つと固くなる商品が多いですが、磁性鍋で温めれば米粉パンもふんわり♪ 蒸籠と違って湯を沸かす手間が要らないのは、磁性鍋のメリットの1つです。加熱し過ぎるとパンが固くなるので、慣れるまでは様子を見ながら加熱すると失敗が少ないですよ。
苦難を乗り越えて開発された磁性鍋
磁性鍋を発明したのは(株)精膳代表の河野武平さんです。河野武平さんは、京都工芸繊維大学の特別研究員でもあり、食材の貯蔵、保存、追熟、予冷、発酵、加工について最前線で研究を続けてきました。マイクロ波だけでなく樹脂系容器から食材へ有害物質が移行する問題にも意識を向け、電子レンジを克服する方法として磁性鍋を完成させたそうです。
磁性鍋発明当初、特許申請したのに特許庁から拒絶された経緯があると聞きました。さらに磁性鍋の偽物が登場し、混乱した状況だったんだとか。しかし3年以上の裁判の結果、2012年1月に知的財産高等裁判所の判決が下り勝訴。「電子レンジのマイクロ波を100%遠赤外線・赤外線に波長転換する」など、調理加熱の省エネルギー効果やマイクロ波の危険性回避などが認められたのです。
磁性鍋のある暮らしで“健康的”で“美味しい”を“簡単”に
私の周りで磁性鍋を活用している方は、電子レンジ調理に不安を抱えていた人がほとんどです。電磁波は心配だけど、仕事に家事に育児に忙しくて料理まで手が回らない……そんな悩みを抱えていらっしゃいました。磁性鍋を取り入れてからは、体調悪いときは家族に料理をお願いするようになった、料理の苦手意識が薄まった、火を使わないので子どもが料理するときも安心という声を聞きます。
健康的な料理を作れるだけでなく、料理を作る負担が軽減できるのは魅力的。今までで調理にあてていた時間をほかの好きなことに使えたら楽しいです。磁性鍋は用途に合わせてサイズや形状もいろいろあります。ご自分に合う磁性鍋を見つけて、磁性鍋ある暮らしを楽しんでくださいね。