電子レンジ調理の味方「磁性鍋」とは? 磁性鍋購入のメリット&デメリット

電子レンジの電磁波の影響を防ぐ「磁性鍋」を使って子どもが料理をしている様子
やさしい暮らし

わたしの周りで購入する人・愛用している人が増えている「磁性鍋」。わたしが購入した決め手は、磁性鍋を愛用している友達宅で体験した使用感でした。今回は、わたしが磁性鍋購入に踏み切った理由、磁性鍋購入のメリット&デメリットを説明します。


磁性鍋 両手鍋S・M・L 

磁性鍋 マグカップ 

磁性鍋 片手鍋 




メリット①磁性鍋で電磁波の心配を軽減

電子レンジの電磁波が気になる人にオススメの調理器具「磁性鍋」

電子レンジ調理は簡単で時短できるけど、電磁波の影響が心配。電子レンジは、マイクロ波を食品に照射して熱に変換する調理器具です。私は栄養損失や食品の酸化が心配だったので、できるだけ体にやさしい調理法を取り入れてきました。

「電子レンジのマイクロ波を100%遠赤外線・赤外線に波長転換する」など、調理加熱の省エネルギー効果やマイクロ波の危険性回避などが認められている磁性鍋なら、購入する価値があるかも! わたしは磁性鍋に興味をもつようになりました。

メリット②磁性鍋なら健康的な調理を実現できる

電子レンジの電磁波の影響を予防できる「磁性鍋」を用いたジャガイモ調理実験の様子

磁性鍋を発明したのは(株)精膳代表の河野武平さんです。河野武平さんは、食材の貯蔵、保存、追熟、予冷、発酵、加工について最前線で研究を続けてきました。

マイクロ波に関する研究だけでなく、樹脂系容器から食材へ有害物質が移行する問題にも意識を向け、電子レンジを克服する方法として磁性鍋を完成させたそうです。そんな河野さんが開発した磁性鍋には、酸化、糖化、脂肪過多を予防できるメリットがあるんだとか。普段から体に安全な食器を使っているわたしにピッタリな調理器具でした。

メリット③磁性鍋でカロリー下げてダイエットに

電子レンジの電磁波の影響を予防する「磁性鍋」で作るイチゴのコンポート

磁性鍋は電子レンジで調理するときに使う鍋なので、コンロでの調理はNGです。コンロを使う調理器具場合、油をひくことが多いですが、磁性鍋はコンロ調理ではないため油は基本的に不要。

油を使うとなると、油の質、油の酸化、油のカロリーなど心配ごとが増えます。油を使わずに調理できるのは電子レンジ調理だからこそ。磁性鍋はダイエットや美容目的の人の役にも立つのです。


メリット④磁性鍋を使用したら旨味がUP!?

電子レンジの電磁波の影響を防ぐ「磁性鍋」を用いた揚げ豆腐調理実験

じゃがいも、揚げ豆腐などを「磁性鍋を使って電子レンジ調理」「磁性鍋を使わずに電子レンジ調理」した場合で比較する実験を行ったところ、磁性鍋を使ったほうが美味しく感じました。

じゃがいもは、磁性鍋を使用したほうがホクホクしていましたし、揚げ豆腐は磁性鍋を使うとクセが少なく美味しく感じたのです。磁性鍋を購入した方は、ぜひいろんな食材で比較してみてください。

メリット⑤磁性鍋は使い方がシンプルで簡単

電子レンジの電磁波の影響を受けない「磁性鍋」で調理した様子とレシピ本

磁性鍋を使ったレシピはいろいろありますが、基本の調理方法はとても簡単です。

①磁性鍋に食品を入れる → ②蓋をする → ③電子レンジ調理する

この3ステップだけなので、忙しいときや体調不良のときでも使いやすい。料理が苦手な人子どもに料理をお願いするときにも役に立ちそうです。

アレンジ次第でいろんな料理ができるので、基本の調理方法に慣れたらレパートリーを増やすと楽しい。わが家では磁性鍋で米粉パンを作るのにハマっています。

メリット⑥蒸籠よりも磁性鍋のほうが時短できる

健康的な料理を作るなら「蒸籠」

何かと忙しい現代人にとって「時短」は大きなテーマです。わたしは普段は蒸籠を使っていますが、育児で忙しいとき、体調が悪いときは少しでも体を休めたい……。そんなときに磁性鍋があると、調理時間が大幅に短縮できるんです。

とくに、冷凍ごはんを解凍するときは、蒸籠だとかなり時間がかかります。蒸籠には蒸籠の良さがありますが、急いでいるときは磁性鍋が便利です。仕事、家事、育児、介護など忙しい人こそ、自分の体調管理も大切。時短料理なら、自分の休息時間を確保でき、心の余裕に繋がります。


磁性鍋 両手鍋S・M・L 

磁性鍋 マグカップ 

磁性鍋 片手鍋 

デメリット①磁性鍋を購入するのに費用がかかる

電子レンジの電磁波が気になる人にオススメの調理器具「磁性鍋」

メリットの次はデメリットを説明します。磁性鍋購入の最初のハードルは価格でしょう。磁性鍋は、小鍋など小さいものなら5000円前後、大きなLサイズの鍋なら20000円前後かかります。この費用をかける価値を見出せるかどうかが鍵になりそう。磁性鍋に限らず、調理器具は品質によってピンキリです。

磁性鍋のシリーズを全て集めると大きな金額になるので、使用頻度が高そうなサイズから挑戦するのがおすすめです。電子レンジ調理に対する不安を解消するための費用と考えると、そんなに高くはないのかなと個人的には考えていますが、大切に使いたい調理器具のひとつです。


デメリット②磁性鍋はラップよりは手間が増える

電子レンジの電磁波の影響を防ぐ「磁性鍋」を用いた揚げ豆腐調理実験結果

料理をラップでサッと覆うだけの電子レンジ調理に比べると、磁性鍋の調理は「蓋をする」必要があるので面倒に感じる人がいるかもしれません。しかも、プラスチックよりは重いし割れ物なので、丁寧に扱う必要はあります。ラップのように無造作には扱えません。

わたしの場合、磁性鍋を使うのも面倒なときは、磁性鍋を使わずに無添加ラップだけで電子レンジ調理することもあります。完璧を目指さすと心が苦しくなるので、「できる範囲で」がモットーです。

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デメリット③磁性鍋の素材は強い衝撃を与えると割れる

電子レンジの電磁波の影響を受けない「磁性鍋」で調理した様子

磁性鍋には鉄のフライパンのような丈夫さはありません。強い衝撃を与えると割れてしまいます。感じ方は人それぞれですが、重さはアルミ製の鍋より重いように感じます。普段から鉄製のフライパンや土鍋を使っている方なら、そんなに負担にはならないという印象です。

わたしが愛用している「磁性鍋 L 」は、米炊き用の土鍋よりも軽そうです。女性の力でも扱えるので心配しないでくださいね。雑に扱わなければ、きっと大丈夫です。

タイパが良い磁性鍋は現代人に相応しい調理器具

電子レンジの電磁波の影響を予防できる「磁性鍋」を用いたジャガイモ調理実験の様子

タイパとは「タイムパフォーマンス」の略語。近年、若者を中心に時間を効果的に使おうとする人にみられる言葉です。共働き世帯が増え、タイパを意識する人は年々右肩上がり。使った時間に対して満足度が高い「タイパが良い」ことが好まれているようです。

食生活の面で考えた場合、カップ麺やファストフード、冷凍食品などは「タイパ飯」と呼ばれるそうです。調理に時間がかからず、美味しいからタイパが良いということでしょう。でも、健康面は見落とされているように感じます。


磁性鍋 両手鍋S・M・L 

磁性鍋 マグカップ 

磁性鍋 片手鍋 

時間をかけずに、美味しい。さらに、体にやさしい調理器具・磁性鍋。タイパを重視する人にピッタリです。調理の負担が軽減し、調理にあてていた時間をほかの好きなことに使えます。料理が苦手な人にもチャレンジしやすいのも魅力です。

磁性鍋は用途に合わせてサイズや形状がいろいろあります。ご自分に合う磁性鍋を見つけて、磁性鍋あるタイパの良い暮らしを楽しんでくださいね。




南條 ゆみ

大阪出身、東京在住。事務職を経てフリーランスライターの活動開始。食や健康の記事を担当するなかで、体にやさしい暮らしについて模索を始める。自身の体調不良と向き...

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