化学物質の心配が少なく安全安心! おすすめ自然派食器シリーズ4選
デザイン性の高い食器を使うと気持ちが上がります。料理に彩りが加わり、華やかなテーブルを演出することが可能です。しかし、世の中には安全性が低い食器で溢れています。今回は、健康に暮らすために欠かせない「化学物質の心配が少ない自然派食器」をご紹介します。
食器は摩耗し化学物質が体内に入ってくる
箸の先が欠けたことはありますか? 毎日何回も口に運ばれる箸は、知らず知らずのうちに歯によって削られ欠けていきます。箸を噛むくせのある人は、箸の成分が間違いなく体に入っていると考えたほうがいいでしょう。
皿などの器も摩耗します。料理を盛りつけたり、調理に使ったりする過程で食材と擦れてしまうからです。摩擦だけでなく、食器の成分が溶け出る心配もあります。わが家では、娘の離乳食が始まるときに食器選びに苦労しました。しかし、そのとき出合った食器たちは娘が5歳になった今でも愛用しています。買い換えた食器もありますが、赤ちゃんにやさしい自然派食器は子どもにも大人にもやさしいので心地よく使えるのです。
① 昔ながらの製法で作られる木製食器「TomatoBatake」 (電子レンジ不可・食洗機不可)
安全と機能美が魅力の木製食器シリーズ。素材の採取からすべて手作りだそうです。地球環境と健康を守るため、素材の木材には薬剤・漂白処理を一切行わずに作られています。「家族を守りたい」という想いから生まれた食器シリーズ。安全な塗料を使用しているので安心して使用できます。
伝統的塗装である漆塗り。わたし自身、美しいツヤと滑らかな肌触りが気に入っています。赤ちゃんの口に触れてもやさしく、木製だから食器の音が静かです。食器には義務付けられていない食品衛生法検査を実施。なんとペットボトル入り飲料水よりも高い安全性を実現したそうです! 化学物質過敏症の友達にも使っている人がいます。体にやさしい食器をお求めの方はぜひチェックしてくださいね。
② 電磁波対策でも人気! 料理の旨みを引き出す「森修焼」(食洗器可・電子レンジ可)
森修焼は、天然石を独自にブレンドして焼き上げた食器。天然石の遠赤外線効果で素材の味を活かす「料理の旨みを引き出す食器」だそうです。鉛やカドミウムなどの有害物質を一切使用していないので重金属が心配な人におすすめです。電子レンジ調理をしてもビタミンCの損失が少ないので電磁波対策に使用される人も多いです。
「ちびまるこちゃん」の作者・さくらももこさんも愛用していたことで有名な森修焼。さくらももこさんが描いたデザインのシリーズもあります。電子レンジ調理や食洗器にも対応していて、シンプルなデザインの食器が多く使い勝手の良いシリーズです。自然派さんにファンが多く、電磁波対策グッズも販売されています。わたしはメーカーさんの説明会にも参加した経験があり、ペンダントを愛用中です。
③ プレゼントにピッタリ! デザイン豊富な竹製食器「アグニー」(電子レンジ不可・食洗機可)
木製ではなく、竹製の子ども用食器シリーズ。電子レンジは使えませんが、食洗器OKで扱いやすい食器です。自然派塗装というのが、どの程度「自然」なのか私には判断が難しいのですが、第三者機関による安全確認テストをクリアしています。
体にやさしい食器がいいけれど、食洗器で洗いたい人にオススメ。食器がとても軽くて扱いやすいのもポイントです。名入れ対応もしているのでギフトにも喜ばれます。実際に、車型の弁当箱をプレゼントとして贈ったことも。おしゃれなプレートなど、デザインが豊富で選ぶのが楽しい食器シリーズです。
④ とうもろこしが原料!? 天然鉱石で色づけられた「iiwan」(電子レンジ可・食洗機可)
食洗器も電子レンジも使いたい。それでいて落としても割れない食器をお求めの人にオススメの食器が「iiwan」シリーズです。見た目からは想像がつきませんが、「とうもろこし」で作られています。とうもろこしのデンプンに乳酸を加えて作る「ポリ乳酸樹脂(PLA)」を使用。一般のプラスチック食器よりも安全性が高いと注目されています。
使用しているとうもろこしは、遺伝子組み換えではありません。発がん性のある有害物質(BPA、BPS、フタル酸エステル等)を含まない素材。プラスチック食器に抵抗がある人もぜひ検討してみてください。ピンクやイエローなど可愛いカラーバリエーションですが、塗料は使っていません。天然鉱石などで色をつけているので、色が剥がれないそうです。たしかに、娘が使っているコップは5年経っても色は変わっていません。色あせない食器は長く愛用できます。
化学物質が心配なら安全素材で作られた自然派食器
食品添加物を考慮して暮らす人に比べて、食器の素材を意識している人は多くありません。しかし、食と食器は切っても切れない関係があり、食器による影響は想像以上に大きい。プラスチック食器のBPA(ビスフェノールA)、陶器食器の鉛やカドミウムなどの重金属……。長く使うことを考えると、安全性は無視できないのです。
写真映えに重きを置く人が多い時代ではありますが、家族のために「体にやさしい食器」を選ぶことが重要です。世の中には安全性の低い安価な食器で溢れているので、何を選択するか自分次第なのです。健やかに暮らすためにも、化学物質の心配が少ない自然派食器を選んでくださいね。