食器の重金属問題! 鉛やカドミウム「検出せず」の安全食器シリーズ4選

食品の安全性はもちろん、食器もこだわって選びたい。そんな方は「鉛」や「カドミウム」を含まない食器を選んでみませんか? 鉛やカドミウムは体に悪い影響を及ぼすと考えられているにもかかわらず、多くの市販食器で使われている重金属です。今回は、鉛やカドミウムが検出されていない食器シリーズを紹介します。
鉛やカドミウムが及ぼす体への影響とは?
鉛やカドミウムが体に入っても、体は分解したり排出したりすることが難しい。そのため、鉛やカドミウムは体内に蓄積されると考えられています。毎日摂る量が微量だったとしても、長年摂り続けると体への影響が心配。とくに子どもは大人よりも吸収しやすく、体の発達に大きな影響を与えるそうです。
鉛やカドミウムを摂り続けると神経系や呼吸器系に不調があらわれたり、腎機能が低下したりするため、健康志向の人から危険視されています。最近では需要が高まり、鉛やカドミウム不使用の食器も増えてきました。鉛やカドミウムを含まない食器づくりをしている食器メーカーは、そのほかにも健康面への配慮が高いケースが多い。鉛やカドミウムだけでなく、ほかの視点から見てもおすすめです!
①重金属への心配ご無用! 鉛やカドミウムを一切使用しない「森修焼」
森修焼は、天然石を独自にブレンドして焼き上げた食器。天然石の遠赤外線効果で素材の味を活かす「料理の旨みを引き出す食器」だそうです。鉛やカドミウムなどの有害物質を一切使用していないので重金属が心配な人におすすめです。電子レンジ調理をしてもビタミンCの損失が少ないので電磁波対策に使用される人も多いです。
電子レンジ調理や食器洗い乾燥機にも対応していて、シンプルなデザインの食器が多く使い勝手の良いシリーズです。自然派さんにファンが多く、電磁波対策グッズも販売されています。
②鉛・カドミウムなど化学物質一切不使用の「サンエフ健康陶器」
(サンエフ健康陶器YouTubeチャンネルより引用)
鉛・カドミウム・化学物質などを一切使用せず自然由来の原料のみで焼成した日本製の健康陶器シリーズ「サンエフ健康陶器」。天然長石をベースに高温(1500℃)で焼成して作られます。
天然石の作用で旨味や香りがまろやかに美味しく引き出してくれる食器。食材の本来の美味しさを感じられるそうです。色は、珪石、長石、蛙目、木節土などの鉱物をブレンドして表現。食器洗い乾燥機・電子レンジを使用可能なのもポイント。※製品に付属する金属製のアミや持ち手は把持してから食器洗い乾燥機や電子レンジを利用してください。
③化学薬品を排した木製食器づくり。カドミウムや鉛も安心な「TomatoBatake」
安全と機能美が魅力の木製食器シリーズ。素材の採取からすべて手作りだそうです。「家族を守りたい」という想いから生まれた食器シリーズ。安全な塗料を使用しているので安心して使用できます。
検査結果によると、カドミウムも鉛も「検出せず」だそうです。化学薬品を排した安全面に自信をもって製造されています。食器には義務付けられていない食品衛生法検査も実施。なんとペットボトル入り飲料水よりも高い安全性を実現したそうです!
④素材と製法にこだわり鉛もカドミウムも検出なしの「アグニー」
竹製の子ども用食器シリーズ。電子レンジは使えませんが、食洗器OKで扱いやすい食器です。自然派塗装で第三者機関による安全確認テストをクリアしています。デザインが豊富で名入れサービスもあるのでプレゼントにも喜ばれます。
製品分析試験結果では、カドミウムも鉛も「検出せず」でした。素材にもこだわっていてWebサイトにも説明書きがあり誠実な印象。安心して使ってほしいという想いが強く、いろんな製品テストに取り組んでいるそうです。
安全への第一歩! 鉛&カドミウムを避けるための食器の選び方
食器の安全性に力を入れている食器メーカーは、Webサイトに製品検査の結果などを掲載していることが多いので、気になる食器メーカーのWebサイトをチェックしてくださいね。Webサイトで解決できない疑問は、食器メーカーに問い合わせたほうが良いかもしれません。
Webサイトでの確認が難しい場合は、派手なデザインの食器、極端に安価な食器を避けるとよいでしょう。食器を選ぶ目を養えば、食器を買うときの不安を抑えることができます。
カラフルな食器はオシャレですが、絵の具や釉薬が使われています。色付けの際に、鉛やカドミウムが使用されている場合があるので着色の方法も大切なのです。選ぶのに迷ったときは白無地や淡い色の食器を選ぶこと。シンプルなデザインの食器は有害物質のリスクが低くなります。
100円ショップなど安い価格の食器は大量生産品がほとんど。製造コストや生産効率の都合で有害物質が使用されている可能性が高いでしょう。安くて可愛いものが喜ばれる時代ですが、安全性を考えて食器を選んでくださいね。少し価格が高くても、体にやさしい食器を永く使う選択を。