【離乳食期におすすめ】赤ちゃんと使いたい“体に安全”な食器シリーズ４選
離乳食が始まる頃、赤ちゃんと使う食器選びに迷いました。化学物質の不安が少ない食器を求めて辿りついた「赤ちゃんから使える安全な食器シリーズ」。離乳食期を終えた今でも、長く愛用しています。今回は、離乳食期に実際に使っていた食器を紹介します。
「投げても割れない」とは違う「安全な食器」の考え方
娘の離乳食が始まる頃にパソコンで「安全な食器」を検索すると、「投げても、落としても割れない」「机に固定できる」など壊れない食器が検索結果に並び驚きました。わたしが求める安全性と世間が求める安全性が違うように感じたからです。
わたしが求める安全性とは化学物質が体内に入ってこないことです。食器は摩耗します。摩擦だけでなく、調理の過程で食器の成分が溶け出る心配もあります。だからこそ、化学物質の影響を抑えられるような食器を求めていたのです。
今回紹介する食器シリーズは、投げたら割れる食器もあります。化学物質の影響を軸に選びました。わが家では娘が食器を落として割ってしまったことがあります。掃除は大変でしたが、娘は食器が割れることを学び、食器を大切に使うようになりました。長い目で見たとき、割れる食器を使うことに意味があると感じています。
① 薬剤・漂白処理不使用な安全木製食器「TomatoBatake」 （電子レンジ不可・食洗機不可）
自然派育児をしているママの間でも有名なのが「TomatoBatake」。安全と機能美が魅力の木製食器シリーズです。「家族を守りたい」という想いから生まれた食器シリーズは、素材の採取からすべて手作りだそうです。
木製食器はナチュラルな見た目から、どれも似たように見えるかもしれません。しかし、木製食器の中には、塗料にエポキシ系塗料、アクリル系塗料、ポリエステル系塗料が使用されている心配が……。見極めが難しい人は「TomatoBatake」をチェックしてくださいね。
 ナツメ食育セット |
 ケヤキトレーニングプレート |
 カエデ離乳食スプーン |
 こどもフォーク |
投げても割れないという点では、離乳食期の赤ちゃんでも扱いやすい。木製なので軽いですし、丁寧に加工されているので舌ざわりもよかったです。食器同士がぶつかったときの音もやさしい。電子レンジ調理に使えないため、離乳食を冷凍している人は不便に感じるかも。
② 電磁波対策でも人気！ 料理の旨みを引き出す「森修焼」（食洗器可・電子レンジ可）
森修焼は、天然石を独自にブレンドして焼き上げた食器です。天然石の遠赤外線効果で素材の味を活かす「料理の旨みを引き出す食器」といわれています。鉛やカドミウムなどの有害物質を一切使用していないので重金属が心配な人におすすめです。
いろんな食器メーカーがありますが、鉛やカドミウムの“基準内”で製造しているメーカーが多いなか、「森修焼」は鉛やカドミウムなどの有害物質を不使用なのは魅力的です。電子レンジ調理によるビタミンCの損失を軽減するために使用している人も多いです。
 ぱくぱくセット |
 ベビースプーン |
 キッチンマグカップ なかよし |
 ひめ茶わん |
落としたり投げたり、強い衝撃を与えると割れてしまうため赤ちゃんが使うときはヒヤヒヤするかも。でも、電子レンジ・食器洗浄機で使用できるので忙しいママでも使いやすい。商品も豊富なので選ぶのが楽しいですよ。自然派さんにファンが多く、電磁波対策グッズも販売されています。
③ 安全でデザイン豊富な竹食器「アグニー」（電子レンジ不可・食洗機可）
アグニーは竹食器ならではのナチュラルな雰囲気。ロハスコートと呼ばれる独自開発のコーティング技術で製造されています。天然緑茶成分配合の塗料と、竹本来の持つフィトンチッドの相乗効果で「大腸菌・黄色ブドウ球菌の抑制」を実証。（※全ての菌に対する抑制・永続的な効果を保証するものではない）
第三者の公的機関による溶出試験によって安全性を確認しているそうです。ホルムアルデヒド、カドミウム、鉛、二酸化硫黄など「検出せず」の結果が出ています。Webサイトに化学物質の試験結果があるのは信頼材料になるのではないでしょうか。
 おこさまランチプレート |
 リムマルL |
 森のどんぶり |
 お食い初め 箱膳セット |
電子レンジは使えませんが、食洗器OKで扱いやすい食器です。子どもが喜びそうな遊び心溢れるデザイン、写真映えするデザインなので出産祝いなどでも喜ばれます。
④ とうもろこしが原料！？ 天然鉱石で色づけられた「iiwan」（電子レンジ可・食洗機可）
体に安全な食器を使いたいけど……食洗器も電子レンジも使いたい。それでいて落としても割れない食器を探している。そんな人にオススメの食器が「iiwan」シリーズです。
見た目からは想像がつきませんが、「とうもろこし」で作られています。とうもろこしのデンプンに乳酸を加えて作る「ポリ乳酸樹脂（PLA）」を使用。一般のプラスチック食器よりも安全性が高いと注目されています。
使用しているとうもろこしは、遺伝子組み換えではありません。発がん性のある有害物質（BPA、BPS、フタル酸エステル等）を含まない素材なので、プラスチック食器に抵抗がある人も検討してみてください。
 仕切りプレート |
 おちゃわん |
 ミルクカップ |
 ファーストスプーン |
ピンクやイエローなど可愛いカラーバリエーションですが、塗料は使っていません。天然鉱石などで色をつけているので、色が剥がれないそうです。たしかに、娘が使っているコップは5年経っても色は変わっていません。シンプルなデザインかつ、色あせない食器は長く愛用できます。
離乳食期だからこそ、体に安全な食器を揃えよう
ここ数年、離乳食の食器の求められる性能は「使いやすい」「壊れにくい」「写真映えする」と感じています。たしかに、離乳食を快適にするためには大切なポイントです。でも、「体にやさしい」という点を見落としている人が多いようにも感じます。
離乳食期、赤ちゃんが初めて出合う食器に「体にやさしい」食器を選んでみませんか？ 赤ちゃんは体も小さく内臓も未熟なので、化学物質の影響が大きいと考えられています。家族のために「体にやさしい食器」を選ぶことが健やかな成長に繋がります。赤ちゃんにやさしい安全な食器は子どもにも大人にもやさしい。離乳食をきっかけに、おうちの食器を見直してくださいね。
