脱保湿開始前にやるべき7つのこと。事前準備が成功の鍵を握る

脱保湿の本を持つ女性
やさしい暮らし

化粧水や乳液などの保湿剤を使わないスキンケア「脱保湿」に興味はあるけど、挑戦するのはちょっと心配。そんな方は、脱保湿を始める前に準備から始めませんか? 脱保湿達成者のわたしが「あのとき、やっとけばよかったなぁ~」と思うことをまとめました。ぜひご一読いただき、脱保湿に備えてくださいね♪

①クレンジングをやめて肌力を呼び覚ます

石けん、湯でオフできるクレンジング要らずのコスメ

化粧水、乳液、美容液……いろいろありますが、最初に手放してほしいのが「クレンジング剤」です。クレンジング剤のほとんどに合成界面活性剤が含まれています。合成界面活性剤は肌へのダメージが大きいので、脱保湿前にクレンジングは卒業し、肌本来の力を呼び覚ます準備をしてください。

クレンジング剤を使わずに化粧を落とすことを考えると、石けんや湯で落とせるコスメを使う必要があります。最近はナチュラル系コスメの種類も豊富なので、工夫すればお洒落を楽しめますよ。肌にやさしいコスメを選び、クレンジングを使わない生活に切り替えてくださいね。シャンプーやリンスも使用頻度を落とすと良いです。





②ワセリンを用意して肌トラブルに備える

脱保湿や肌断食を推奨している方のほとんどが「ワセリン」の使用を推奨しています。市販の化粧水や乳液のほとんどに界面活性剤が含まれているからです。自然由来のオイルもたくさん種類がありますが、肌の毛穴に溜まり酸化すると茶色く変色するので、オイルは非推奨なんだとか。

ワセリンは酸化するのに長時間かかるため、酸化する前に古い角質と一緒に落ちていくそうです。ワセリンの種類は精製度の高い白色ワセリンを使ってくださいね。脱保湿を達成するとワセリンすら不要になりますが、脱保湿中の肌荒れ等でワセリンは役に立ちます。脱保湿を始める前にワセリンを購入しましょう。

わたしは今でも、アイメイクを落とすときにワセリンを使っています。そのほか、リップグロス、ヘアワックスの代わりにも使用。ワセリンは汎用性が高いので、手元にあると便利です。

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③肌にやさしい下着で肌を労わる

TAKEFU竹布-癒布長袖ラウンドネック (着画)

衣類は肌への接触を考えて自然素材のものを選びます。化学繊維は静電気が生じやすいので、肌への刺激が心配です。とくに下着は直接肌に触れるため、じっくり吟味して選びたいところ。脱保湿を開始すると一時的に肌が荒れるケースがあります。そのときに衣類がチクチクすると肌に負担がかかります。合成洗剤で洗濯している方は、洗剤や柔軟剤の見直しもお忘れなく。

個人的にオススメなのは、無農薬栽培された竹が原料の「TAKEFU(竹布)」製品です。下着と合わせてTAKEFU(竹布)のガーゼがあれば安心。ガーゼは傷の手当にも使える医療用クオリティなので、脱保湿の肌トラブルにも対応できます。そのほか、オーガニックコットンを使用した下着も◎です。気軽に洗濯できるようなお手入れが簡単な下着を選んでくださいね。

④食生活を改善して肌を整える

化学物質の心配が少ない安全性が高い自然派食器を使った料理

食生活が乱れていると、肌も乱れていることが多い……。肌が荒れていると脱保湿も苦戦する可能性が高まります。暴飲暴食などは控えて、食生活を整えてくださいね。わたしは自宅ではグルテンフリー、砂糖不使用の生活を心がけていました。

グルテンフリーの生活にした結果、鼻炎気味の鼻の調子が改善し、胃腸が軽くなりました。脱保湿は多かれ少なかれ、慣れるまでは大変です。少しでも健康な体に整えて、万全の状態で脱保湿に取り組めたら理想的だと思います。

⑤肌にやさしい住環境にする

取材の様子(ポメラとノート)

家電から発生する電磁波は目には見えませんが、肌への影響が心配されています。わたし自身、家電の側にいると肌がピルピリしたことがありました。スマホなど距離の近い機器だけでも電磁波対策してみてください。

脱保湿は保湿剤を使わないため、肌の乾燥を気にする人が多いです。だからこそ、乾燥しない空間を作りましょう。わが家ではエアコンではなく、無風の暖房機を取り入れて乾燥対策を行っています。洗濯物を室内に干すのも効果的です。




⑥スケジュールに余裕をもち、肌と向き合う

わたしの肌荒れ改善物語

わたしが脱保湿に挑戦したとき、湿疹が痒くて夜は眠れませんでした。個人差はありますが、脱保湿によってダメージを受ける可能性があるため、仕事の繁忙期などに脱保湿を開始するのは避けたほうがベターです。連休がある、仕事が落ち着いたなど、タイミングを見計らって挑戦してくださいね。

脱保湿に挑戦しているときは、心のゆとりが本当に大切です。焦った状態では穏やかに過ごせないため、肌が荒れても動じないような精神状態で過ごせたらいいですね。わたしは眠れないときは大好きな映画を繰り返し見て過ごしていました。肌が荒れていると外出も億劫になるので、自宅でできる楽しみを見つけてくださいね。

⑦ポジティブに取り組む、肌の力を信じる

海辺ピクニックでお菓子を食べる親子

脱保湿中、何度も「このまま肌が治らなかったらどうしよう……」と思い詰めました。溢れる滲出液に独り絶望する日々を送っていたのです。でも、竹布を上手に活用できるようになってからは、肌が前に進んでいる感覚がありました。

「なんか良くなる予感がする」

前向きな気持ちになったら、肌が改善するスピードが加速しました。脱保湿を達成するイメージも湧いてきて、夜に眠れるようになりました。落ち込んでしまうときもあるかもしれませんが、ポジティブな気持ちをもってほしいです。脱保湿は少数派なので、周囲に理解されないかもしれません。そんな状況で脱保湿を貫くのは勇気のいることですが、小さな変化を喜びながら頑張ってほしいです。

脱保湿は衣食住を見直すことから始まっている

脱保湿の本を持つ女性

今回紹介したのは、衣食住に関わることが多い。脱保湿に限らず、体質改善したい方にチェックしていただきたい内容ばかりです。自分の体と上手につき合うためにも、衣食住を見直してくださいね。

肌は1カ月~3カ月で変わるそうです。事前準備がしっかりできていれば、脱保湿によるダメージを減らすことができるはず。脱保湿を本格的に開始する1~3カ月前から準備をして脱保湿に備えてくださいね。

わたしは準備せずに勢いで脱保湿に取り組んだため、かなり過酷な道を進むことになりました。これから脱保湿に挑戦したい方には、できるだけ苦労を少なく取り組んでいただきたいです。

ただし、アトピー性皮膚炎の方、肌に傷がある方などはもっと慎重に進めましょう。脱保湿によってアトピー性皮膚炎が改善したという情報もありますが、心配な場合は信頼できる医師に相談してくださいね。脱保湿のセオリーはいくつかありますが、自分に合う方法を模索しながら前に進みましょう♪

参考文献




 

南條 ゆみ

大阪出身、東京在住。事務職を経てフリーランスライターの活動開始。食や健康の記事を担当するなかで、体にやさしい暮らしについて模索を始める。自身の体調不良と向き...

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