脱保湿中の日焼け止め問題! メリット&デメリットを理解して日焼け止めと付き合うコツ

脱保湿を開始して2年以上が経過。保湿剤を使いたいときはワセリンのみ利用OKのルールで生活してきましたが、日焼け止めの使用はとても迷いました。
結局、原則日焼け止めを使わず、アウトドアなど特別な日だけ日焼け止めを使用しています。今回は日焼け止めについて説明します。
日焼け止めに含まれる界面活性剤が肌にダメージ!
日焼け止めの基剤(紫外線遮断剤を溶かしている物質)はクリーム。クリームに含まれる合成界面活性剤は肌のバリアを破るほど力があるといわれています。
わたしたちの肌は層になっていて外界からの細菌や有害物質の侵入を防いでくれています。しかし、肌のバリア機能が破壊されると、皮膚に細菌や有害物質が侵入。肌は異物を排除しようと炎症を起こすと考えられています。
そのため、日焼け止めを使うと肌のバリア機能がダウンする心配があるのです。日焼け止めは肌の乾燥やシワ、炎症、シミや肌のくすみの原因になる可能性があります。
日焼け止めを塗るときの摩擦が肌にダメージ!
日焼けしたくないから、しっかり丁寧に日焼け止めを塗りたい気持ちは分かります。でも、そのときの摩擦は肌にとってストレスになるそうです。汗をかいて落ちてきたら、日焼け止めを重ねる。その繰り返しで肌にダメージが蓄積されていくのです。もし日焼け止めを塗るなら、やさしく塗るようにすると◎。
肌のバリア機能に影響する合成界面活性剤を含む日焼け止めを、肌に強く刷り込むとダメージが大きくなることが想像できます。日焼け止めを塗るときだけでなく、落とすときも摩擦に気をつけてやさしく肌を扱いましょう。
日焼け止めを落とすときのクレンジング剤が肌にダメージ!
技術が発達し汗をかいても落ちづらい日焼け止めが販売されています。便利ではありますが、日焼け止めを落とすときも手間がかかることを覚えておいてください。
販売されているクレンジング剤や洗顔料には合成界面活性剤が含まれる商品が多い。日焼け止めに加えて、クレンジング剤や洗顔料で肌にダメージが……。スキンケアのつもりが肌ストレスを与えているかもしれません。
石鹸で落とせるノンケミカルな日焼け止めを使おう
日焼け止めを使いたい場合は、合成界面活性剤を使わない日焼け止めがおすすめです。さらに、クレンジング剤や洗顔料ではなく、シンプルな石鹸で落とせる日焼け止めなら肌ダメージを軽減できそうです。
ワセリンベースの日焼け止めもあるそうなのですが、身近な場所で販売されていなくて入手が難しかったり経済的に継続が難しかったり。気軽に購入できることも使い勝手の良さのひとつだと思うので、自分の手が届く日焼け止めを選んでほしいです。
日焼け止めを使わない! 日傘や帽子で肌を守る工夫をする
日焼け止めは紫外線から肌を守るというメリットがありますが、肌にダメージを与えるというデメリットもあります。メリット&デメリットを天秤にかけて、今の自分にとって必要な手段を選ぶ必要があります。
調べたところ「15分以上連続して太陽を浴びるなら日焼け止めをつけたほうがいい」「日常生活に日焼け止めは不要」という情報がありました。わたしは基本的には帽子や日傘を使って肌を守っています。
日焼け止めを使わなくても、日焼け止め効果があるファンデーションがたくさん販売されています。「パウダーファンデーションには光を散乱させる働きがある」という情報を聞いたこともあり、日焼け止めではありませんが紫外線防止効果が期待できるそうです。
美白ブームに要注意! 無意識に日焼け止めを重ね塗りしている可能性あり
美白ブームの影響か、スキンケア商品や化粧品の多くに日焼け止めが配合されています。そのため、無意識のうちに日焼け止めを重ね塗りしている可能性があるそうです。わざわざ日焼け止めを塗らなくても十分かもしれません。
とくに乳液など肌に直接塗る化粧品に日焼け止めが配合されている場合、肌へのダメージは大きい。日焼け止めを使う場合は乳液や化粧下地ではなく、素肌に直接付けないファンデーションが良さそうです。日焼け止めの使用は、ニキビの悪化や光線過敏症皮膚炎などの副作用も心配されています。使用する際は、肌の様子をよく観察し、不安がある場合は信頼できる医師に相談してくださいね。
参考文献