春のメンタル不調、原因はミネラルバランスの崩れ!? 塩&にがりでココロを整えよう

春は、出会いと別れの季節であり、環境が大きく変わる季節でもあります。その変化に戸惑ったり、疲れを感じたりする人は多いでしょう。ココロが沈み無気力でだるい。「環境の慣れるまでの我慢だ」と思っていませんか?
![]() 原因がはっきりしない30の症状はミネラルで治る! |
![]() 塩とニガリがよくわかる本 |
![]() 医師が教える!マグネシウムのすごい力 |
メンタル不調の原因は環境の変化だけではありません。実は、ミネラルバランスが崩れると、身体面だけでなく精神面にも影響します。今回はココロとミネラルの関係と塩&にがりを摂るメリットをお伝えします。
ミネラル不足は心身の健康に大きく関わっている
ミネラルとは、ビタミンとともに体の機能の調整をする栄養素。ビタミンとの違いは、ミネラルは「体の構成要素」にもなる点です。ミネラルは体内で生成できないため、意識して補う必要があります。
ミネラルが不足すると体の不調を招くのはもちろん、ココロも不調に……。ミネラルは気分を安定させる作用のあるホルモンを作る役割もあるため、ミネラルバランスの乱れはココロの乱れに繋がると考えられています。
カルシウム不足:イライラ、うつ状態に
「カルシウムが不足するとイライラしやすい」というのは有名な話。酷い場合は、うつ状態に陥りやすくなるそうです。甘い食べ物や炭酸飲料の摂取、ビタミンD不足、ストレスなどによって消耗します。カルシウムは、マグネシウムとバランスよく摂るのがポイントです。カルシウム過剰摂取は、鉄やマグネシウム、亜鉛などの吸収を阻害するので気をつけて。
鉄不足:貧血。やる気や集中力の低下も
体にある鉄の約70%が血液の赤血球内にヘモグロビンとして存在。肺から全身に酸素を運んでいます。鉄分が不足すると、貧血の症状や倦怠感、集中力や運動能力などの低下に繋がります。鉄不足の人は銅も一緒に補うと◎。銅には、ヘモグロビンを作るために鉄を運ぶ役割もあります。
ナトリウム不足:精神が不安定、無欲になる
ナトリウムは神経の興奮を弱めると考えられています。ナトリウムが不足すると倦怠感や不安感、急速に欠乏したときはめまいや失神にまで発展することも。消化液の分泌が減退し食欲不振になると、食べることもハードルのひとつになります。
マグネシウム:頭痛、女性ならではの不調に
マグネシウムは「抗ストレスミネラル」とも呼ばれるほど、精神の安定に大切なミネラルです。筋肉をリラックスさせ、落ち込み、集中力の低下、無気力、疲れやすさを防ぐと考えられています。片頭痛に悩む人の脳内マグネシウム濃度は健康な人に比べて少ないというデータも。
月経前の不快な症状「月経前症候群(PMS)」の原因のひとつにミネラル不足があります。とくにマグネシウム不足に注意。マグネシウムを補うことで「月経前症候群(PMS)」の症状が改善したという報告もあるそうです。
![]() 原因がはっきりしない30の症状はミネラルで治る! |
![]() 塩とニガリがよくわかる本 |
![]() 医師が教える!マグネシウムのすごい力 |
マンガン不足:記憶力の低下、育児のイライラ
マンガンが不足すると、記憶力の低下や血糖値の異常、生殖機能の低下など、成長期の子どもには大きな問題に繋がります。2003年の資料によると「マンガンを欠乏させた母ウサギは子育てをまったくしない」という動物実験があるそうです。
マンガンは性腺分泌を関わる酵素の働きに作用しており、母性本能に影響を与えると考えられています。母親の幼児虐待にマンガン不足が関係していると言う人もいます。新生活、育児で慌ただしくてココロに余裕がない家庭もあるかもしれません。イライラするのは「自分のせい」「誰かのせい」「環境のせい」と思ってしまいがちですが、マンガン不足を考えてみてくださいね。
ミネラル過剰摂取に注意。相関関係を意識して
ミネラル不足は問題ですが、過剰摂取もよくありません。カルシウムを過剰摂取すると、鉄やマグネシウムを吸収しづらくなるなど相対関係にも注目。ミネラルを補うときはバランスが大切なのです。ミネラルバランスが整ってこそ、ミネラルはチカラを発揮できます。
いろんなサプリメントが販売されていますが、「骨のためにカルシウム」「貧血気味だから鉄剤」という発想で特定のミネラルばかりを補い続けるよりも、ミネラルバランスを整えることを目指しませんか?
自然海塩やにがりでバランスよくミネラルを補給
バランスよくミネラルを補いたいなら、塩(海塩)とにがりがオススメです。塩もにがりも海水から作られます。海水には80種類以上のミネラルが含まれているそうです。塩やニガリには、海のいろんなミネラルが含まれているのでバランスよくミネラル補給できます。
人間の血液や細胞液、羊水のミネラルバランスは海水と非常に似ている。輸血の際に海水を用いた実験で、海水が血の代わりになると明らかになった歴史があります。このように人間と海は相性がいいので、体の調子を整えるなら海から生まれた塩とにがりを使ってみてくださいね。