化学物質が心配なママが【離乳食期】に揃えた調理器具6選~赤ちゃんにやさしい食卓を目指して~
蒸籠で離乳食作りに挑戦すると同時に、身の回りの調理器具を新調しました。できるだけ体にやさしい調理器具で作りたかったからです。今回は、わたしが離乳食期に買いそろえた調理器具をご紹介します。
森修焼 味鍋(土鍋)2合炊き 黒 |
けんこう土瓶 小サイズ 白色 |
ヴェーエムエフ 両手鍋 22cm ステンレス |
竹中華せいろ 24cm 鍋セット |
磁性鍋 両手鍋S・M・L |
TOMATO畑クリ調理スプーン |
①土鍋:初めて赤ちゃんが食べる“粥”を絶品に☆
わたしは母乳の出が悪かったので、離乳食はできるだけ大切に作りたいと考えていました。だから、娘が初めて口にするお粥を作るために土鍋を購入して気合を入れました。人生でお粥を丁寧につくるなんて初めてでしたが、土鍋で炊いた粥は本当に美味しかった!
娘の離乳食が目的ではありましたが、育児で疲弊していたわたしの心身にも粥が染みわたりました。ぜひ疲れているママやパパにも土鍋の粥を食べていただきたいです。大きいサイズを購入すると、重さがあり洗うのが大変かも……。でも不便なのは洗うときの重みぐらいでした。子どもが食べる量がどんどん増えてきたり、学校や習い事で外出が増えたりすると、毎回土鍋で炊くのは大変になりました。娘が7歳になった現在、離乳食期ほど使用はしていませんが、土鍋の粥の美味しさは多くの人に味わってほしい。それに、初めて赤ちゃんが口にするモノとしては絶品だと思います。
②土瓶:白湯は電気ケトルではなく土瓶がオススメ
母乳の出が悪かったので粉ミルクを使っていたのですが、そのときは睡眠不足で余裕がなく電気ケトルで湯を沸かしていました。しかし、育児に慣れてきたころ美味しいお湯を飲ませてあげたいと思うようになりました。そこでわたしが選んだのは土瓶でした。
土瓶で沸かした水は「丸い味になる」というウワサを聞いていたので、土瓶を選びました。娘には麦茶などのお茶ではなく、普段は水を飲ませていました。そのため、水の味はダイレクトに伝わるんじゃないかなと思い取りいれたのです。
小学生の娘は水を飲む量が増え、自分で水を入れて飲むようになりました。そのときはウォーターサーバーにお世話になっていますが、わたしがお茶を沸かすとき、料理で大量の湯が必要なときは今でも土瓶は活躍します。離乳食のタイミングで購入した土瓶でしたが、長く使えて満足です。
③ステンレス鍋:耐久性も魅力☆ 根強い人気で愛用者多数
離乳食では野菜をじっくり茹でたり、スープを作ったりするので、鍋も体にやさしいものを選びました。ステンレス製はシンプルで使いやすいため、私の周りでも愛用者は多くて根強い人気です。グリーンパンも愛用している人は多いので、好みの鍋をお選びくださいね。
カレーやシチューを作って鍋ごと冷蔵庫に入れちゃうときもあるのですが、そうなると食材と鍋が接する時間はかなり長い。離乳食期に買ったステンレス製の鍋は、7年経った今でも愛用しています。せっかく購入するなら永く使える丈夫なもの、使い勝手の良いサイズ感を考えるのがオススメです。
④蒸籠:作り置き離乳食の温めを簡単&安全に♪
娘を出産し、離乳食が始まる頃。できるだけ体にやさしい離乳食を作りたいな。と考えました。毎回作りたてを用意できたらいいけれど、体力的にも時間的にも厳しい。だからといって、作り置きの温めに電子レンジは使いたくない。いろんな方法を検討した結果、わたしが選んだのは「蒸籠」でした。
娘は現在7歳ですが、今でも1日2回は使うほどの蒸籠ヘビーユーザーです。簡単でヘルシー! 電子レンジよりは時間がかかりますが、蒸している時間にほかの調理をしているので負担には感じません。
わたしが離乳食期から現在まで愛用しているのが外径24cm(内径21cm)の蒸籠です。小さい器を並べられるサイズ感。食パンも余裕を持って入れられるし、肉まんなどの温めにも使いやすいです。ライフスタイルに合わせてサイズを選んでください。蒸籠は乾燥させないとカビが心配なので、乾かすスペースがあると安心です。
⑤磁性鍋:忙しいときは安心して電子レンジを使いたい!
蒸籠は大好きな調理器具ですが……忙しいときや体調が悪いときは電子レンジに頼りたくなるのも本音。子どもが成長して食べる量が増えてくると、食事準備の負担も大きくなります。お弁当の少量のおかずを温めるために、蒸籠を準備することに負担を感じる日もあります。
そんなときに見つけたのが「磁性鍋」です。磁性鍋は電子レンジ調理によるマイクロ派から食品を守り、食品の酸化を防ぐことができる素材で作られているそうです。しかも、磁性鍋の使い方は簡単。磁性鍋の中に食品を入れて電子レンジで加熱するだけ。簡単&時短は忙しい現代人からニーズが高い調理器具。私の周りでも使い始める人が増えてきました。
⑥TOMATO BATAKE:塗装や仕上げにこだわって作られた木製食器
まな板、菜箸、しゃもじ、おたま……調理に使う木製アイテムは「TOMATO BATAKE」を愛用しています。調理を毎日3回使うと考えたとすると、年間1095回(3回×365日)使用している計算になります。だからこそ、「可愛い」「時短」だけではなく、「健康的」なものを選びました。
300年の歴史を持つ小田原漆器箱根細工の伝統工芸技能師さんたちが作る木製食器「TOMATO BATAKE」。世界一安全でやさしい食器をつくろうという志が食器に反映されています。
使うのは環境汚染のない野生の木と漆。加工から塗装・仕上げに至るまでホルムアルデヒドなどの化学薬品を一切使わないそうです。一つひとつ丁寧に作るため、1年以上もかけて製作されます。離乳食スプーンなどの赤ちゃん向け食器から、大人が普段使いできる食器まで。電子レンジや食器洗い乾燥機は不可ですが安心感ある食器シリーズです。
赤ちゃんへの化学物質の影響は大きい

体が小さく、成長段階の赤ちゃんは化学物質の影響を受けやすいと考えられています。内蔵も未熟なので化学物質の排毒が、大人のようにはいきません。体にやさしい離乳食を目指すなら、調理器具も吟味してくださいね。
新しい調理法に挑戦したり、生活習慣を変えたりするのは負担が大きい。でも、普段使っている調理器具を買い換えるだけなら、日々の作業に大きな変更はありません。ただし、経済的な負担は暮らしに影響を与えるので、少しずつ取りいれると◎。使用頻度が高い調理器具、低価格で手に入りやすい調理器具から試してくださいね。












